ノックの音に少し遅れて、部屋の戸が開く。

 

「ん? あ、客が来たとかアーさんが云ってたけど、あんた?」

 

深青色の髪の少年は、ぱたんと手元の本を閉じると振り返ってにこりと笑う。

不思議そうに視線を遣れば、ああ、これは魔道書、と、持っていた本を見せてくれた。

 

…よく解らない言語がつらつらと書かれている。

何と読むのかと問うと、難しいけど聞く? と逆に問い返された。

 

さて、どうしようか。

 

 

>>それじゃあ、少し話をしてもらえるかな?

>>また次の機会にお願いするよ