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「…ったくあンのバカマスターは…書類仕事くらいやりなさいよー…っ」 ドアを開けてみると、呪のように悪態を吐きながら、女性が机に向かって物凄い速度で何かを書いていた。
女性の右にも左にも、山のように積まさった書類の山、山、山。 独り言の中身から推察するに、どうやら仕事を大量に押し付けられたようだ。
あの、と控えめに声をかけると、あン? とか、ものすごい不機嫌そうな声を上げて女性が振り向く。 たじろぐ様子を見て、ふん、と鼻を鳴らし、椅子を立つとすたすたと無遠慮に近付いてきた。
「…アーニャの云ってた旅人ね。話ならしてやってもいいわ、但し仕事手伝ったらね」
…さて、どうしようか? |