|
「話…ね…」 そう云ったっきり、女性は地面をじっと見詰めたまま黙り込んでしまった。
数秒、数十秒、数分。 どれだけ過ぎたろう、いい加減焦れったくなってきた頃に、女性が漸く口を開く。
「…申し訳ないけれど…今は、御免。…巧く、思考が纏まらないみたいだ」
御免、と云われてしまっては、それ以上話を切り出せない。 一度出直すのがよさそうだ… |

|
|
||
|
|
||
| *Battle Tendency/Class:Sorcerer | *Character | |
| 物理系 ◇◇◇◆◇ 魔法系 | 傍観者 | ★★★★★★★★★ |
| 注意深い ◇◆◇◇◇ 散漫 | 冷静 | ★★★★★★★★☆ |
| 近接 ◇◇◇◇◆ 遠距離 | リアリスト | ★★★★★★★☆☆ |
| 突撃 ◇◇◇◇◆ 熟考 | 冷徹 | ★★★★☆☆☆☆☆ |
| 一撃必殺 ◇◇◆◇◇ 手数で勝負 | 寡黙 | ★★★★★☆☆☆☆ |
| 好戦的 ◇◇◆◇◇ 平和主義 | 理性的 | ★★★★☆☆☆☆☆ |
| 左利き/後衛タイプ/(属性:火) | 几帳面 | ★★★☆☆☆☆☆☆ |
| 霊感、敏捷特化 | 統率力 | ★★★★★☆☆☆☆ |
| 精霊:カノ(火・魔法) | ||

| 何もかも思い出してしまったらしい。 自分に起った事、これから起る事、あの人がしようとしていること。 すべて、痛みと苦しみとともに、思い出したらしい。 記憶を取り戻したかと言っても、数ヶ月かで染み付いた性格は大きくは変わらない。 つまり、相変わらずクールで辛辣なところは変わりなく。 ただ、前よりは表情豊かになっているとかいないとか。 ついでに、他人に対する配慮もできるようになってきた。 ある意味逆に、心に余裕ができたと言う事なのかもしれない。 魔法と癒しの術に長けている。元の国では精霊魔法と神聖魔法を修めていたためだ。 勉強自体は余り好きではないようだが、興味のあることだけはやたら知識が深い。 流れ出していく命の感触と、自分を包んだ温もりは鮮明で。 白い翼広げたそれを、「似合わないな」なんて想ったのも憶えている。 謝られたって許すつもりはない。 今から彼がしようとしていることを成すつもりなら。 とりあえずただいまの懸念は、砂漠を旅する幼なじみの事。 |
