しとり、しとり。
降り止まない雨が、濡れた土を叩く。
吹き付ける風は冷たく、雨曝しの身には少々堪えるか。
ふと仰ぎ見た空は、どんよりと暗い。
押しつぶされそうな程に重苦しい灰色の雲は、夜が深くなるにつれてその重さを増すばかり。
…このまま待っていても、この雨は止むまい。
夜を越せる場所を探さなければならない───
重い腰を上げて、鬱蒼とした森のその先を見つめる。
───?
遠目にだが、建物のようなものが見えた気がするが…?
>>建物へ向かって歩いてみる
>>気のせいに違い無い、別の道を探そう